イングランド・ケント州カンタベリーに残る、キリスト教伝来に関わる建造物群である。
6世紀末に伝道のためこの地を訪れた宣教師
アウグスティヌスの布教活動を起点とし、598年に聖アウグスティン修道院が創建された。
現存する
聖マーティン教会は6世紀から礼拝の場として使われ続けており、イングランド最古級の教会建築とされる。
大聖堂は12世紀の大主教暗殺事件を経て巡礼地としての性格を強め、ロマネスクからゴシックへ至る建築様式の変遷を伝える。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】アングロサクソン時代へのキリスト教伝来という史実との関連性が問われやすい。