ポーランド南東部シフィェンティクシシュ地方に残る、先史時代の縞状フリント(火打石)採掘地区。
新石器時代末期から青銅器時代(
紀元前3900年頃〜前1600年頃)にかけて採掘が行われた、地下坑道を伴う採掘遺跡群である。
主要な採掘地に加え、隣接する2つの小規模な採掘地、採掘した縞状フリントを斧に加工する定住集落遺跡
ガヴロニェツを含む計4つの構成資産からなる。
確認されている竪坑・坑道は
約4,000か所に及び、先史時代の地下採掘技術の発展過程を伝える最も完全な事例の一つとされる。
採掘された良質のフリントは斧の材料として広域に流通し、当時の交易網の存在を示唆する。
2019年、先史時代の地下採掘技術を伝える遺跡として
世界遺産に登録された(ポーランドでは登録順で16件目)。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】採掘遺跡・定住集落跡など計4つの構成資産からなる点、竪坑・坑道が4,000か所近くに上る点が問われやすい。