スーダン北部カリマ近郊、ナイル河畔に広がるゲベル・バルカル、
クッル、ヌリ、サナム、ズマの5遺跡群からなる。
古代クシュ王国のナパタ時代(紀元前900〜前270年頃)の都として栄えた。
エジプト新王国時代に起源を持つ
アモン神殿を中心に、多数のピラミッド群が砂漠に残る。
現地で「聖なる山」と呼ばれたゲベル・バルカルは、エジプト人が神アモンの南の座と見なした聖地でもあった。
エジプト文化とヌビア独自の伝統が融合した、ナイル流域の文化交流を示す遺跡である。
2003年登録。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】クシュ王国ナパタ時代の都であることと、エジプト文化との融合という文化交流の側面が問われやすい。