インド北東部ビハール州、釈迦が悟りを開いたと伝わる聖地ブッダガヤに建つ仏教寺院群。
紀元前3世紀、マウリヤ朝のアショーカ王が創建したのが起源とされ、現存する高さ約55メートルの塔堂は5〜6世紀のグプタ朝期に築かれた
インド最古級の煉瓦造寺院である。
本堂脇には釈迦が悟りを開いた際に座したと伝わる金剛座(
ヴァジュラーサナ)と、その傍らに植わる菩提樹がある。
現在の菩提樹は、原木から挿し木でスリランカに渡った系統を里帰りさせた子孫木とされる。
仏教四大聖地の一つとして、2000年以上にわたり仏教徒の巡礼を集め続けている。
2002年、仏教の起源を伝える聖地として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】アショーカ王創建でグプタ朝期の煉瓦造塔堂を持つ点、金剛座と菩提樹が悟りの場を伝える点が問われやすい。