セネガルの首都ダカール沖合3キロに浮かぶ小島。
15世紀から19世紀にかけて、アフリカ西海岸有数の
奴隷貿易拠点として機能したと伝えられる。
島内の「奴隷の家」は1962年に博物館として整備され、海に面した出口
「帰らざる扉」は奴隷貿易の悲劇を象徴する場として知られる。
実際にこの島を経由した奴隷の人数や、大西洋奴隷貿易全体における島の位置づけについては、研究者の間でも見解が分かれている。
そうした学術的な議論はあるものの、ゴレ島は現在も奴隷制度の記憶を伝える象徴的な記念の場として、世界中から訪問者を集めている。
1978年、「
負の遺産」を伝える顕著な事例として
世界遺産に登録された。
登録基準はvi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)の単独基準。
【検定ここが出る】特徴的な出口で知られる「奴隷の家」、実際の奴隷貿易の規模については学術的に論争がある点が問われやすい。