イタリア・トスカーナ州、フィレンツェ南方の丘の上に築かれた中世都市。
最盛期には
72の塔が林立していたとされ、現在も14の塔が残ることから「美しい塔の街」と呼ばれる。
これらの塔は12世紀から14世紀にかけて、富と権勢を誇示するために競い合った
貴族・大商人の一族が建てたものである。
街並みには
フィレンツェ・シエナ・ピサ各様式の影響が混在し、当時の建築的達成の高さを今に伝える。
ローマへの巡礼路(フランチジェナ街道)の中継地としても栄え、多くの巡礼者を迎え入れた。
1990年、塔の街並みを保つ中世都市として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】最盛期72基のうち14基の塔が現存する「塔の街」である点、ローマ巡礼路の中継地として栄えた点が問われやすい。