アイスランド南西部、北米プレートとユーラシアプレートの境界に位置する国立公園。
930年、世界最古級の議会とされるアルシング(全島集会)がこの地で開かれ、
1798年まで868年にわたり毎年開催された。
議会は自由民同士の誓約とされ、法の制定や紛争の裁定を行う場であった。
かつての議事小屋の跡が今も約50か所確認されており、芝土と
石で築かれた集会跡が地下に残るとみられる。
プレート境界の裂け目(ギャオ)が広がる独特の地形も、この地の重要な自然的価値として評価されている。
2004年、政治史と地質学的価値をあわせ持つ遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)とvi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】930年に始まったアルシング(全島集会)が1798年まで続いた点、北米・ユーラシア両プレートの境界に位置する点が問われやすい。