イラン南西部ザグロス山脈山麓、シャウール川沿いに広がる古代都市遺跡群。
紀元前5千年紀末から13世紀まで、連続する都市文明の層が積み重なった遺跡で、
エラム王国とアケメネス朝の双方の首都を務めた。
フランスの考古学調査団による発掘で、アケメネス朝の宮殿(アパダナ)跡から彩釉レンガ製の装飾壁(現在は
ルーヴル美術館に収蔵)が出土したことでも知られる。
メソポタミアとエラムの文化交流を伝える出土品も多く、初期国家の形成と
都市化という人類史上の重要な画期を示す事例とされる。
2015年、6000年以上におよぶ都市の連続性を伝える遺跡として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】古代の二つの王朝双方の首都であった点、アケメネス朝宮殿跡から出土した彩釉レンガ壁が同美術館に収蔵されている点が問われやすい。