アイルランド南西沖12キロメートルの絶海の岩礁に築かれた修道院遺跡。
6世紀頃に
創建されたと伝わり、13世紀頃まで修道士が暮らしたとされる、初期キリスト教モナスティシズムの極限的な形態を示す遺跡である。
断崖の斜面には、
石を積み上げ持ち送り式の屋根を架けた蜂の巣状の石室(クロッハーン)が6棟残り、乾式石造技術の発展過程を伝える。
外洋に面した厳しい自然環境に人工的な構造物を適応させた
建築的達成が高く評価されている。
1996年、初期キリスト教の修道生活を伝える遺跡として
世界遺産に登録された。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)とiv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】6世紀頃創建とされる断崖の修道院遺跡である点、蜂の巣状の石室(クロッハーン)6棟が残る点が問われやすい。