アイルランド東部、ボイン川が大きく湾曲する地域に集中する先史時代の遺跡群。
中心となるニューグレンジは紀元前3200年頃に築かれたとされ、ストーンヘンジやエジプトのピラミッドよりも古い時期の建造とされる。
冬至前後の日の出に、羨道上部の「屋根箱」から差し込む光が奥の玄室を照らすよう設計されている。
ニューグレンジのほか
ノウスやドウスなど複数の巨石墳墓からなり、ヨーロッパ有数の先史時代の巨石美術の集積地とされる。
墳墓の入り口を飾る渦巻き文様などの装飾は、新石器時代の造形感覚を今に伝える。
1993年、天文学的知識に基づいて設計された巨石文化の遺跡群として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】ニューグレンジがストーンヘンジやピラミッドよりも古い紀元前3200年頃の建造とされる点、冬至の日の出光が玄室を照らす設計である点が問われやすい。