中央アジア・タジキスタン東部に広がる、パミール高原(「世界の屋根」)を中心とする山岳自然保護区。
ヒマラヤ、カラコルム、ヒンドゥークシュ、崑崙、天山という
5つの山脈系が収斂する「パミール・ノット」と呼ばれる地質学的な要に位置する。
最高峰の
イスモイル・ソモニ峰(標高7495m)はかつて「共産主義峰」「スターリン峰」とも呼ばれ、タジキスタンおよびパミール山脈系で最も高い山である。
極地以外では世界最長級とされる
フェドチェンコ氷河や、地震による地滑りで形成されたサレズ湖、隕石衝突起源とも言われるカラクリ湖など、多様な地形が含まれる。
2013年、この壮大な高山景観と地質学的多様性が評価されて
世界遺産に登録された。
登録基準はvii(最上級の自然美・美的重要性)とviii(地球の歴史の主要な段階を示す顕著な例)。
【検定ここが出る】5つの山脈系が集まる「パミール・ノット」という地質学的特徴、旧称「共産主義峰」「スターリン峰」の最高峰が問われやすい。