スペイン・カタルーニャ州タラゴナに残る、古代ローマ都市
タッラコ(タラコ)の考古遺跡群。
共和政期の征服拠点から発展し、属州
ヒスパニア・タラコネンシスの首都として繁栄した、イタリア半島外でも有数のローマ都市であった。
1〜2世紀に築かれた円形闘技場や、約2万5000人を収容できたとされる
戦車競走場(キルクス)など、都市機能を伝える遺構が数多く残る。
市街から4キロ離れた地点には、給水のための水道橋(レス・フェレーレス水道橋)も現存する。
2000年、ローマ帝国属州都市の全体像を伝える考古遺跡群として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)とiii(文明・伝統の証拠)。
【検定ここが出る】イベリア半島におけるローマ属州の首都であった点、円形闘技場・キルクス・水道橋など都市機能一式が残る点が問われやすい。