マダガスカル西部、マナンボロ川流域に広がる石灰岩カルスト地形の自然保護区。
「ツィンギ」と呼ばれる
鋭く尖った石灰岩の尖塔群が林立し、高さ30〜40メートルに達する峰も見られる。
数百万年をかけて地下水が石灰岩を浸食して形成されたこの地形は、
アーチ・峡谷・鍾乳洞を伴う複雑な景観をつくり出している。
森林や湖沼には
11種のキツネザルが生息するとされ、1990年に発見され後に新種記載された地域固有種「ベマラハウーリーキツネザル(Avahi cleesei)」も含まれる。
マナンボロ川が刻む雄大な峡谷や、なだらかな丘陵地帯も一体の保護区をなす。
1990年、独特なカルスト地形と固有生態系を伝える
自然遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はvii(最上級の自然美・美的重要性)、x(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】「ツィンギ」と呼ばれる鋭い石灰岩の尖塔群が特徴的な地形である点、固有種を含む複数種のキツネザルが生息する点が問われやすい。