ディスカヴァリー・コースト大西洋岸森林保護区群は、ブラジル・バイーア州南部からエスピリト・サント州北部にかけて広がる8カ所の自然保護区からなる世界遺産である。1500年にポルトガル人が初めてブラジルの地に到達したとされる海岸に位置することから「発見の海岸(コスタ・ド・デスコブリメント)」の名で呼ばれ、地名そのものに大航海時代の歴史が刻まれている。
Q. 「ディスカヴァリー・コースト」という名前の由来は何ですか?
A. 1500年にポルトガルの航海者カブラルの船団がこの一帯の海岸に到達し、ヨーロッパ人によるブラジル「発見」の地とされたことに由来するとされる。
Q. なぜ樹木の種多様性が高いとされるのですか?
A. 保護区が保全する大西洋岸森林(マタ・アトランティカ)は独自の生態系を形成しており、単位面積あたりの樹木の種多様性が世界でも際立って高い地域の一つとされる。パウ・ブラジルなど固有種も多く自生している。
Q. 登録基準は何が適用されていますか?
A. 登録基準(ix)(x)が適用されており、生態系の進化を示す顕著な例であること、生物多様性保全上重要な自然生息地であることが評価されている。
Q. 一般の観光客は訪問できますか?
A. 保護区の多くは自然保護を主目的としており、研究者以外の立ち入りが制限されている区域も多いとされる。一部の国立公園では訪問可能な区域もあるとされるが、事前の情報確認が必要である。