メキシコ州とイダルゴ州にまたがる、
1555年から1572年にかけてフランシスコ会修道士テンブレーケ神父の主導で築かれた水利施設。
先住民コミュニティの協力を得て建設され、水源・水路・貯水槽に加え、
単層アーケードとしては史上最高の高さを誇るアーチ橋を含む。
テペヤワルコ峡谷とパポロテ川をまたぐ橋には
68連のアーチが連なり、当時の土木技術の高さを物語る。
ローマ由来の水道橋建築の技法と、日干しレンガ(アドベ)などメソアメリカ伝統の建築技術が融合している点が特徴である。
2015年、ヨーロッパとメソアメリカの技術交流を示す傑作として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】単層アーチ橋として史上最高の高さを誇る点、ローマ式水道技術とメソアメリカ建築技術の融合という点が問われやすい。