ルーマニア中部トランシルヴァニア地方に点在する、要塞化された教会を中心とする集落群。
ビエルタン、カルニク、ダルジウ、プレジュメル、サスキズ、ヴァレア・ヴィイロル、ヴィスクリの7つの集落からなり、そのうち6つはトランシルヴァニア・ザクセン人(ドイツ系入植者)、残る1つ(ダルジウ)はセーケイ人が築いた集落である。
オスマン帝国やモンゴルの侵攻に備え、
13世紀から16世紀にかけて教会そのものを城壁で囲み要塞化した独特の防御建築が特徴である。
農民たちが信仰の場と避難場所を兼ねて築いたこの様式は、地域の防御的民家建築の代表例とされる。
1993年にまずビエルタンが単独で
世界遺産登録され、
1999年に残る6つの集落が拡張登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)の単独基準。
【検定ここが出る】1993年のビエルタン単独登録から1999年に6集落が追加され計7集落となった点、ザクセン人とセーケイ人という異なる集団が築いた集落を含む点が問われやすい。