スウェーデンの首都ストックホルム近郊、メーラレン湖に浮かぶ島に築かれた王室の離宮群。
18世紀ヨーロッパの北方王侯離宮を代表する例とされ、ヴェルサイユ宮殿に着想を得た宮殿・庭園構成から「北欧のヴェルサイユ」と称される。
1766年建設の宮廷劇場は、当時の舞台機構が今もそのまま稼働する現役の劇場として世界的にも希少な存在である。
1753年から1769年にかけて建てられた
中国風離宮(チャイナ・パビリオン)は、18世紀ヨーロッパと東アジアの交流を象徴する建築である。
現在もスウェーデン王室の住居として使用され続けており、離宮としての機能が今も継続している点も特徴的である。
1991年、18世紀の王侯離宮建築を代表する遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)の単独基準。
【検定ここが出る】1766年建設の宮廷劇場が当時の舞台機構のまま稼働する点、東洋風の離宮が東西交流を象徴する点が問われやすい。