バチカン市国、カトリック教会の総本山として独立した世界最小の主権国家。
4世紀に築かれた旧サン・ピエトロ大聖堂の跡地に、
16〜17世紀にかけて現在のサン・ピエトロ大聖堂が再建された。
システィーナ礼拝堂の天井画・壁画には
ミケランジェロによる「天地創造」「最後の審判」など盛期ルネサンス美術の傑作が残る。
ブラマンテ、ラファエロ、ベルニーニら歴代の
巨匠建築家・芸術家が関わり、都市国家全体が一つの芸術作品とも評される。
1929年のラテラノ条約により独立国家として成立し、以後もカトリック教会の中枢としての機能を保持している。
1984年、都市国家全体が単一の
世界遺産として登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】システィーナ礼拝堂にミケランジェロの「天地創造」「最後の審判」が残る点、1929年のラテラノ条約により独立国家として成立した点が問われやすい。