ギリシャ・ペロポネソス半島、アルカディア地方の山岳地帯に建つ古代神殿。
紀元前420年から400年頃、
建築家イクティノスの設計により建立されたとされ、
ドリス式神殿でありながら中央柱にコリント式柱頭を用いた、現存最古のコリント式柱頭の例とされる。
神殿内部にはドリス式・イオニア式・コリント式という古代ギリシア建築の
3様式すべてが共存する、他に類例のない構成が見られる。
アドュトン(至聖所)の独創的な配置や多様な建材の使用も、大胆な設計上の革新として評価される。
1986年、ギリシャで最初の
世界遺産として登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)。
【検定ここが出る】ドリス式神殿でありながら現存最古のコリント式柱頭を持つ点、ギリシャ初の
世界遺産として1986年に登録された点が問われやすい。