北大西洋の英領バミューダに残る、1612年に建設された港町セント・ジョージとその周辺要塞群。
新大陸における英国式都市建設の最初期の実例とされ、1815年まで約200年にわたりバミューダの首都として機能した。
現存する建造物のうち約65%が1900年以前、
そのうち約40%が1800年以前に建てられたもので、木造・石造の街並みが良好に保存されている。
周辺に築かれた要塞群は、17世紀から20世紀に至る
大砲・火器の発達に応じて設計が更新され続けた英国軍事建築の変遷を物語る。
かつては英国海軍・陸軍の重要な拠点として機能し、大西洋の防衛網の一角を担った。
2000年、新大陸における英国植民都市建設と軍事技術発展の証として
世界遺産に登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)の単独基準。
【検定ここが出る】1612年建設で新大陸最初期の英国式都市とされる点、要塞群が17〜20世紀の大砲技術発達に応じて設計更新された点が問われやすい。