イラン南部ファールス州に点在する、
フィールーザーバード・ビーシャープール・サルヴェスターンの3地区にまたがる遺構群からなる。
ササン朝(
224〜651年)を創始したアルダシール1世が築いた都市・要塞群を核とする。
岩壁に刻まれた戦勝図(浮彫)は、王権の正統性を示す儀礼的な図像としてイラン国内でも有数の規模とされる。
後継者シャープール1世が3世紀に建設したビーシャープールの都市遺構も含む。
アケメネス朝・パルティアの伝統とローマ美術の影響が交差する帝国文化を示す。
2018年登録。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】ササン朝創始者アルダシール1世との関連と、ローマ美術との交流という点が問われやすい。