ロシア北西部、ヴェリカヤ川のほとりに広がる古都プスコフの教会建築群。
プスコフ建築派の教会10棟が構成資産となっており、最古の要素は12世紀にさかのぼる。
立方体状の身廊、丸屋根のドーム、張り出した玄関、独特な鐘楼(ズヴォニーツァ)を組み合わせたプスコフ
様式特有の意匠が特徴である。
ビザンツ様式やノヴゴロド様式の影響を受けつつ、
15〜16世紀に独自の様式として最盛期を迎えたとされる。
簡素で力強い外観の教会群は庭園や周壁と一体となり、以後5世紀にわたりロシア各地の建築に影響を与え続けたとされる。
2019年、地方の建築様式が国全体の建築に影響を与えた例として
世界遺産に登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)の単独基準。
【検定ここが出る】構成資産が教会10棟からなり最古の要素が12世紀にさかのぼる点、15〜16世紀に独自様式として最盛期を迎えた点が問われやすい。