アフリカ大地溝帯南端、マラウイ湖南部を保護区とする国立公園。
湖にはシクリッド科の魚類が
数百種以上生息するとされ、その大半がこの
湖にのみ生息する固有種とみられている。
限られた湖水域で多数の近縁種が急速に分化した様子は、脊椎動物における種分化(進化)の
進行過程を示す代表的な事例として評価される。
透明度の高い湖水と岩礁地帯が広がる景観は、自然美としても高く評価されている。
生態系研究の対象として、進化生物学上の重要なフィールドとなってきた。
1984年、シクリッド類の種分化を示す湖沼生態系として
世界遺産に登録された。
登録基準はvii(最上級の自然美・美的重要性)、ix(生態系・生物群集の進行中の過程を示す顕著な例)、x(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】シクリッド科魚類の急速な種分化が進行中である点、透明度の高い湖水と岩礁地帯の自然美も評価されている点が問われやすい。