ロシアの首都モスクワの中心に広がる、政治と宗教が融合した歴史地区。
14世紀から17世紀にかけて歴代の大公・皇帝により築かれた
クレムリン(城塞)は、13世紀からサンクトペテルブルク遷都(1712年)に至るまでロシア史上のあらゆる重要な出来事と結び付いてきた。
広場に面する
聖ワシリイ大聖堂は、1552年のカザン・ハン国制圧を記念してイヴァン雷帝が建立した聖堂で、玉ねぎ型ドームが特徴的である。
城壁内には歴代皇帝の戴冠式の場となった
ウスペンスキー大聖堂など複数の大聖堂・宮殿が集まる。
1990年、キジ島の木造教会群やサンクトペテルブルクの建造物群と共に、旧ソ連発の
世界遺産(計3件)の1つとして登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】赤の広場に面する大聖堂がカザン・ハン国制圧を記念して建てられた点、1990年に旧ソ連発の
世界遺産3件の1つとして登録された点が問われやすい。