イタリア北東部、かつて西ローマ帝国・東ゴート王国の都が置かれたラヴェンナの初期キリスト教建築群。
5〜6世紀に建てられた8つの建造物からなり、ガッラ・プラキディア廟、サン・ヴィターレ聖堂などが含まれる。
サン・ヴィターレ聖堂の
モザイクにはユスティニアヌス帝と皇后テオドラの姿が描かれ、ビザンツ美術の到達点を示す。
ガッラ・プラキディア廟内部には
星をちりばめた濃紺の天井モザイクが残り、西ローマ様式の名残をとどめる。
ギリシャ・ローマの伝統とキリスト教図像、東方由来の様式が融合した点が高く評価されている。
1996年、東西文化が融合したモザイク美術の到達点として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iii(文明・伝統の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】構成資産が5〜6世紀にかけて8つの建造物として築かれた点、サン・ヴィターレ聖堂のモザイクに描かれた皇帝と皇后の姿が問われやすい。