ポルトガルの首都リスボン、テージョ川河口に建つ大航海時代の記念建造物2件。
1502年、
マヌエル1世がヴァスコ・ダ・ガマのインド航路開拓を記念して着工したジェロニモス修道院は、後期ゴシックにポルトガル独自の海洋モチーフを加えた
マヌエル様式の最高傑作とされる。
ヴァスコ・ダ・ガマの船団は、東方への出航前夜をこの地にあった礼拝堂で過ごしたと伝わり、修道院内にはヴァスコ・ダ・ガマと詩人
カモンイスの墓が納められている。
テージョ川河口を守る要塞
ベレンの塔は、建築家
フランシスコ・デ・アルーダにより1514年から1519年にかけて建設され、ヴァスコ・ダ・ガマの航海を記念する塔でもある。
香辛料貿易による国庫収入を背景に建てられ、大航海時代のポルトガルの繁栄を象徴する。
1983年に
世界遺産登録され、2008年に構成資産の範囲が見直された。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)とvi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】ジェロニモス修道院がヴァスコ・ダ・ガマの航路開拓記念で着工された点、修道院内にヴァスコ・ダ・ガマと同詩人の墓がある点が問われやすい。