インド東部オディシャ州、ベンガル湾に面するコナーラクに残る、太陽神スーリヤを祀るヒンドゥー教寺院。
13世紀半ば、東ガンガ朝の王ナラシンハデーヴァ1世の命により建立された、太陽神が乗る戦車の姿を石で表現した壮大な建築である。
寺院全体は直径約3.6メートルの
車輪24個を備えた戦車の形に設計されており、車輪は1年12か月を表す12対として配置されている。
外壁や車輪には
精緻な彫刻が施され、ヒンドゥー教美術における最高傑作の一つとされる。
本殿(主塔)は倒壊し現存しないが、拝殿(ジャガモハン)を中心とする建造物群が今も威容を保っている。
1984年、車輪状の意匠を持つ稀有な寺院建築として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、iii(文明・伝統の証拠)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】寺院全体が24個の車輪を備えた戦車の姿を表す点、東ガンガ朝の王ナラシンハデーヴァ1世が建立した点が問われやすい。