朝鮮半島北部からピョンヤン(平壌)周辺にかけて分布する高句麗古墳群は、高句麗王国の中期から後期にあたる時代の墳墓群です。石室内部に描かれた極彩色の壁画には、四神(青龍・白虎・朱雀・玄武)をはじめ、狩猟の様子や女性の姿などが表現されており、東アジアの古代美術・生活文化を伝える貴重な資料として2004年に世界遺産に登録されました。
Q. 高句麗古墳群にはいくつの古墳が含まれていますか?
A. 平壌・南浦周辺に分布する高句麗中期から後期の古墳のうち、壁画などの学術的価値が特に高いとされるものがまとめて登録されている。具体的な基数については情報源によって記載に幅があるため、本ページでは断定を避けている。
Q. 壁画にはどのようなモチーフが描かれていますか?
A. 四神(東の青龍・西の白虎・南の朱雀・北の玄武)を中心に、狩猟の様子、日常生活、女性の姿、蓮の花を用いた装飾文様などが描かれている古墳が多いとされる。
Q. 日本の高松塚古墳やキトラ古墳とはどのような関係がありますか?
A. 日本の飛鳥時代に築造されたとされるこれらの古墳の壁画には、四神を描く構図や様式面で高句麗古墳群との類似性が指摘されており、古代東アジアにおける文化的な交流の広がりを示す例として研究されている。
Q. 高句麗はどこの国の歴史とされていますか?
A. 高句麗は紀元前後から7世紀にかけて、現在の北朝鮮・中国東北部・朝鮮半島にまたがる地域に存在した古代王国であり、その歴史的評価については関係する国・地域の間で異なる立場が存在する。本ページでは特定の立場を取らず、考古学・美術史の観点から古墳群の内容を紹介している。