ブラジル・リオデジャネイロに残る、19世紀に築かれた
アフリカ人奴隷を上陸させるための石造りの埠頭跡。
1811年以降、南米大陸に連行された
推定約90万人のアフリカ人がこの埠頭から上陸したとされる。
埋め立てにより長年地中に埋もれていたため、当時の石畳や排水設備が良好な状態で保存されていた。
2017年、リオ市の五輪関連工事に伴う発掘調査を経て
世界遺産に登録された。
登録基準はvi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。単独基準での登録である。
「
負の遺産」として奴隷貿易・奴隷制度の歴史を伝える。
【検定ここが出る】単独で
登録基準viのみが適用された「
負の遺産」の代表例である点、南米大陸における奴隷貿易の物証という位置づけが問われやすい。