大ヒマラヤ国立公園保護地域
Great Himalayan National Park Conservation Area

概要

大ヒマラヤ国立公園保護地域は、インド北部ヒマチャル・プラデーシュ州の西ヒマラヤに位置する自然遺産である。約9万542ヘクタールにおよぶ保護区は、標高差の大きい急峻な地形により多様な植生帯を有し、ユキヒョウをはじめとする希少な野生動物の重要な生息地となっている。2014年に登録され、登録基準は生物多様性の保全上の重要性を示す(x)のみである。

基本情報
インド
2014年:新規登録
検定ではここを覚えよう
  • 保有国: インド
  • 登録状況: 2014年:新規登録
  • 区分: 自然遺産
  • 登録基準: (ⅹ)
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詳細情報
ヒマラヤ山脈の豊かな生物多様性を代表する自然保護区である。
ユキヒョウなど希少動物の生息地となっている。
標高差の大きい地形により多様な植生帯が形成されている。
氷河や急峻な渓谷など険しい地形が広がる。

もっと詳しく

保護区内には約25種類の森林タイプが確認されており、哺乳類約31種、鳥類約209種、両生類9種、爬虫類12種、昆虫類125種が記録されているとされる。中でもユキヒョウや、ヒマラヤ地域固有のキジ科の鳥である西部トラゴパン(ウェスタン・トラゴパン)は、この地域を象徴する希少種として知られている。

園内は氷河や急峻な渓谷を含む険しい地形からなり、標高の低い森林帯から高山草原、氷雪帯まで垂直方向に連続する生態系の変化が見られる。周辺のサインジ渓谷やティルタン渓谷などとあわせて、ヒマラヤ生物多様性ホットスポットの中核をなす地域の一つに位置づけられている。

保護区はコアゾーン(核心地域)とエコゾーン(緩衝地域)に分かれており、エコゾーンにあたるティルタン渓谷のグシャイニ周辺などは許可なく年間を通じて訪問できるとされる一方、コアゾーンへの入域には事前の許可(パーミット)取得とガイドの同行が必要とされる。

よくある質問

Q. 大ヒマラヤ国立公園保護地域はどこにありますか?
A. インド北部ヒマチャル・プラデーシュ州の西ヒマラヤに位置する。

Q. どんな動物が生息していますか?
A. ユキヒョウや西部トラゴパンなど、希少な高山性の動物が生息しているとされる。

Q. 登録基準は何ですか?
A. 基準(x)のみで、生物多様性の保全上の重要性が評価されている。

Q. 観光客も訪問できますか?
A. エコゾーンは許可なく訪問できるとされるが、コアゾーンへの入域には許可証の取得とガイドの同行が必要とされる。

旅行情報

保護区への入域は許可制で、コアゾーンの許可はシャムシにある本部事務所や、ティルタン渓谷側のシャイロパ、サインジ渓谷側のロパにある管理事務所で取得できるとされる。一方、ティルタン渓谷のグシャイニ周辺などのエコゾーン(緩衝地域)は許可不要で年間を通じて訪問できるとされ、コアゾーンのトレッキングには現地ガイドの同行が推奨(または必須)とされている。
写真
大ヒマラヤ国立公園保護地域
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