インド北部ラージャスターン州バラトプルにある、渡来する鳥たちの一大越冬地として知られる湿地の国立公園。
もとはバラトプルの藩王(マハラジャ)によるカモ猟の
狩猟保護区で、19世紀半ばから英領インド総督をもてなす猟の場としても用いられた歴史を持つ。
1971年に保護区として指定され、1985年に
世界遺産に登録された。
アフガニスタンや中央アジア、シベリアなど遠方から飛来する
渡り鳥が集まり、確認された鳥類は360種を超える。
かつては絶滅が危惧される
シベリアヅル(中央個体群)の数少ない越冬地としても知られていたが、近年は同地での飛来記録が途絶えている。
登録基準はx(生物多様性保全上重要な生息地)の単独基準。
【検定ここが出る】もとは藩王による鴨猟の場であったという成り立ち、絶滅危惧種の鶴にとって貴重な越冬地であった歴史が問われやすい。