「中世市場都市プロヴァン」は、かつてシャンパーニュ伯領の中心都市の一つとして栄えたフランス北部の要塞都市です。2001年に世界遺産登録され、11世紀頃から北ヨーロッパと地中海世界を結ぶ国際的な定期市(シャンパーニュ大市)が開かれた歴史と、国際商取引・毛織物産業の初期の発展を物語る中世都市の姿が評価の対象となっています。
Q. シャンパーニュ大市とは何ですか
A. 12〜13世紀にプロヴァンなどシャンパーニュ地方の複数都市で年間を通じて順番に開催された国際的な定期市の総称で、当時のヨーロッパにおける商業・金融の一大拠点だったとされています。
Q. プロヴァンはなぜ世界遺産に登録されたのですか
A. シャンパーニュ大市が開かれた最盛期の都市構造が比較的良好な状態で残されており、国際商取引と毛織物産業の初期の発展を物語る中世都市として2001年に登録されました。
Q. サン・タユル教会にはどのような歴史がありますか
A. 聖人の墓の発見を機に建立されたと伝わる教会で、その広場では中世に市が開かれました。1157年の火災後に再建され、16世紀まで改修が重ねられたとされています。
Q. ガルニエ庭園とはどのような場所ですか
A. 19世紀にパリで財を成した地元出身のヴィクトール・ガルニエが築いた風景式庭園で、当時流行した異国趣味の樹木が植えられた19世紀庭園文化を伝える施設です。