インド中部マディヤ・プラデーシュ州に残る、
チャンデーラ朝(10〜11世紀)の下で築かれたヒンドゥー教・ジャイナ教の寺院群。
最盛期には多数の寺院が存在したと伝わるが、現存するのは約
20〜25棟で、東・西・南の3群に分かれる。
西群にある
カンダーリヤ・マハーデーヴァ寺院は精緻な彫刻装飾で知られ、寺院群を代表する建築とされる。
外壁には神々や女性像とともに男女の性愛を表す彫刻も見られ、学術的にはタントリズムとの関連や生命の循環を表現したものとする説が紹介されている。
北インドの寺院建築(ナーガラ様式)の到達点を示すものとして評価される。
1986年に
世界遺産登録。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、iii(文明・伝統の証拠)。
【検定ここが出る】この寺院群を築いた王朝という建立主体、性愛表現を含む彫刻の学術的解釈(タントリズムとの関連説)が問われやすい。