ホンジュラス西部、グアテマラとの国境に近い川沿いに残る、古典期マヤ文明の主要都市遺跡。
紀元400年頃から820年頃にかけて繁栄し、精緻な彫刻と碑文の質の高さから、古典期マヤ文明の中でも「知性と芸術の都」と評されることがある。
中心的な記念碑「ヒエログリフの階段」は
755年に完成し、63段に刻まれた約2,200のマヤ文字は、現存するマヤ碑文の中でも最長級とされる。
碑文には歴代の王の事績が記され、コパンの王朝史を伝える貴重な史料となっている。
遺跡は1570年にスペイン人により発見されたが、本格的な発掘調査が始まったのは
19世紀に入ってからである。
1980年、マヤ文明の芸術的到達点を伝える都市遺跡として
世界遺産に登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)とvi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】「ヒエログリフの階段」に現存最長級のマヤ文字碑文が刻まれている点、紀元400〜820年頃に繁栄した点が問われやすい。