スウェーデン・ストックホルム郊外に広がる森林墓地(ウッドランド・セメタリー)。
1915年の国際設計競技で、
建築家グンナール・アスプルンドとシーグルド・レーヴェレンツの案が採用され、旧採石場跡の松林を舞台に1917年から段階的に建設が進められた。
アスプルンドが手がけた
「森の礼拝堂」や丘の上の十字架(アルムヘーデン)と、レーヴェレンツが手がけた大部分の造園設計が一体となり、地形の起伏を生かした独自の墓地景観を生み出した。
1961年には「
追憶の庭」が完成し、モダニズム建築と自然景観が融合した設計思想が完成をみた。
この墓地の設計思想は、その後世界各地の墓地デザインに大きな影響を与えた。
1994年、20世紀墓地建築の傑作として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)とiv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】1915年設計競技でのアスプルンド・レーヴェレンツ案採用が起源である点、世界の墓地デザインに大きな影響を与えた点が問われやすい。