モンゴル北東部からロシア南東部(ザバイカル地方)にまたがる、ロシア・モンゴルの
越境自然遺産。
ダウルスキー自然保護区(ロシア)とモンゴル・ダグール特別保護地域(モンゴル)を中心とする計4つの構成資産からなり、ステップ・森林・湖沼・湿地が連続する景観を保全する。
草原と湖沼が連なるトレイ湖周辺は、タンチョウに似た希少種
シロエリヅル(白鶴)やオオノガンなど渡り鳥の重要な中継地となっている。
モンゴルガゼルの大規模な季節移動が見られ、ロシア国内では数少ない
繁殖地の一つともされる。
乾燥と湿潤を繰り返す湖水位の周期的変動が、独特の生態系を維持する要因となっている。
2017年、国境を越えて連続するステップ生態系の保全価値が評価され
世界遺産に登録された。
登録基準はix(生態系・生物群集の進行中の過程を示す顕著な例)とx(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】ロシア・モンゴルにまたがる越境の
自然遺産である点、モンゴルガゼルにとってロシア国内で数少ない生息拠点の一つとされる点が問われやすい。