イラン北西部の都市タブリーズに残る歴史的市場複合体。
古来より文化交流の拠点であり、
シルクロード上でも屈指の重要な商業中心地として発展した。
12世紀から18世紀にかけて東西交易路の要衝として国際的な重要性を持ち、13〜14世紀にはイルハン朝(モンゴル系王朝)の都として、16世紀初頭にはサファヴィー朝最初の都としても繁栄を極めた。
16世紀半ばに首都の地位を失った後も、18世紀末までオスマン帝国の勢力拡大とともに商業拠点であり続けた。
現存するのは相互に連結した屋根付きの
煉瓦造建築群で、イランの伝統的な商業・文化システムを伝える最も完全な例のひとつとされる。
2010年、
登録基準ii・iii・ivで
世界遺産に登録された。
検定ここが出る:世界最大級の屋根付き市場(バザール)であり、東西交易路の要衝であった点を押さえる。