イギリス南西部、温泉地として知られる古都バース。
古代ローマ人が「アクア・スリス」と呼び、女神スリス・ミネルヴァを祀る神殿を築いた温泉都市を起源とする。
18世紀には建築家ジョン・ウッド父子が
古典様式に基づく都市計画を進め、優美な曲線を描く新古典主義の街並みを作り上げた。
代表作である
ロイヤル・クレセントは1767〜1774年に息子ジョン・ウッド(子)が設計し、30戸の住宅が三日月形に連なる。
古代ローマの浴場遺構とジョージ王朝期の都市美が同じ街に重なる点は世界的にも稀有とされる。
1987年、ローマ都市とジョージ王朝期の都市計画が融合した歴史都市として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、ii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】ローマ時代の温泉都市「アクア・スリス」を起源とする点、ロイヤル・クレセントが1767〜1774年にジョン・ウッド(子)により建設された点が問われやすい。