イギリス・イングランド北部ノース・ヨークシャー州に広がる、修道院跡と庭園からなる
文化遺産。
1132年、
ベネディクト会を離れた修道士たちが創建し、まもなくシトー会に加わったファウンティンズ修道院の遺構が中核をなす。
1539年の修道院解散後に廃墟となったが、18世紀に
政治家ジョン・アイスラビー父子が周辺に風景式の「水の庭園」を造営し、廃墟を景観の一部として取り込んだ。
鏡のような池・彫像・あずまやが配された庭園は、
ジョージ王朝期を代表する水の庭園の一つとされる。
中世の宗教建築と近世の造園芸術が一体となった稀有な景観として高く評価される。
1986年、宗教遺跡と庭園設計が融合した
文化的景観として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)とiv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】1132年創建のファウンティンズ修道院跡を核とする点、18世紀にジョン・アイスラビー父子が水の庭園を造営した点が問われやすい。