カリブ海プエルトリコの要衝サン・フアン湾を守る、スペイン植民地時代の要塞建築群。
1533年から1540年にかけて建設されたラ・フォルタレサは、当初は防御拠点として築かれたが、
現在もプエルトリコ州知事の公邸として使われ続ける、西半球最古級の現役行政官邸とされる。
サン・フアン旧市街を囲むサン・クリストバル要塞などとともに、
16世紀から20世紀にかけての約400年におよぶ欧州軍事建築の発展をカリブの港湾都市に適応させた姿を伝える。
これらの要塞は、スペイン領アメリカ帝国の興亡を物語る攻防の舞台ともなった。
1983年に
世界遺産登録され、2016年に構成資産の境界が一部見直された。
登録基準はvi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)の単独基準。
【検定ここが出る】ラ・フォルタレサが西半球最古級の現役行政官邸とされる点、16〜20世紀にわたる欧州軍事建築の発展を伝える点が問われやすい。