モロッコの首都ラバトに残る新旧の都市層が共存する
世界遺産。
1912年にフランス保護領総督リョーテの主導で建設された新市街と、アルモハド朝期のハッサンの塔など旧市街のイスラム建築が一体で評価された。
ハッサンの塔は、ムワッヒド朝カリフのアブー・ユースフ・ヤアクーブ・アル=マンスールの治世下で1195年頃に着工されたが、1199年の彼の死により未完に終わったモスクの遺構である。
ローマ時代の遺構を土台に築かれた中世の墓所シェラ遺跡も登録範囲に含まれる。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】20世紀の近代都市計画とイスラム建築の重層性が問われやすい。