モロッコ大西洋岸、エル・ジャジーダ(旧マサガン)に残るポルトガル植民都市遺跡。
1514年、
ポルトガル人建築家アルーダ兄弟により最初の要塞が築かれ、1541年から1548年にかけて
星形の稜堡式要塞へと拡張された。
インド航路上の交易拠点として機能したのち、1769年に
モロッコ側の攻囲により明け渡された。
ポルトガル統治時代の遺構として、
貯水槽(シテルナ)とマヌエル様式の被昇天教会が現存する。
稜堡・城壁の設計にはルネサンス期の軍事建築理論が反映されている。
2004年、ポルトガルとモロッコの文化交流を伝える植民都市遺跡として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)とiv(建築・技術・景観の顕著な例)。
【検定ここが出る】1514年に築かれ1541〜1548年に星形要塞へ拡張された点、1769年にモロッコ側へ明け渡された点が問われやすい。