ケニア北部沖合の島に築かれた、東アフリカ有数の保存状態を誇る最古級のスワヒリ都市の一つ、ラム旧市街。
14世紀に成立して以来
700年近くにわたり継続して人が住み続けている、東アフリカ・スワヒリ文化圏の中心都市の一つである。
サンゴ石とマングローブ材を用いた建築が特徴で、狭い路地には自動車が入れず、ロバが今も物資輸送の主役を担っている。
バントゥー系住民、アラブ人、ペルシャ人、インド人、ヨーロッパ人が行き交った
インド洋交易網の要衝として繁栄した。
邸宅には中国製の陶磁器が伝わるなど、遠く
東アジアにまで及んだ交易の広がりを物語る品々が今も残る。
2001年、インド洋交易とスワヒリ文化の融合を伝える都市遺跡として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】東アフリカ有数の保存状態を誇るスワヒリ都市とされる点、地元産の建材を用いた伝統的な建築が特徴である点が問われやすい。