モーリシャス南西端、インド洋に突き出たル・モーンヌ半島にそびえる、標高556メートルの山を中心とする
文化的景観。
断崖に囲まれた要塞のような地形から、18世紀から19世紀初頭にかけて
逃亡奴隷(マルーン)たちの隠れ家として利用された。
奴隷たちは切り立った崖に守られた洞窟や山頂に小さな集落を築き、外部からの追跡を逃れて暮らしたと伝えられる。
アフリカ大陸やマダガスカル、インド、東南アジアなど出身地を異にする奴隷たちの自由への闘いと苦難の記憶を伝える口承伝統が今も残る。
2008年に
世界遺産登録され、2011年に境界の微修正が行われた。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)とvi(信仰・思想との関連)。
【検定ここが出る】逃亡奴隷(マルーン)の隠れ家であった点、自由と抵抗の記憶を伝える口承伝統が今も残る点が問われやすい。