ギリシャ・ドデカネス諸島のロドス島に残る、聖ヨハネ騎士団の要塞都市。
1309年から1522年まで聖ヨハネ騎士団(ホスピタル騎士団)がこの地を本拠とし、街全体を難攻不落の要塞へと造り替えた。
騎士団は
1444年のエジプト側、1480年のオスマン帝国メフメト2世による攻囲を退けたが、1522年のスレイマン1世による半年に及ぶ攻囲の末、開城した。
全長約4キロメートルの城壁に囲まれた市街には、
グランドマスター宮殿・騎士の館通り・大病院からなる上町が残る。
下町にはゴシック様式の建築とオスマン時代のモスク・浴場が共存する、重層的な景観が見られる。
1988年、十字軍騎士団による要塞都市計画を伝える遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はii(文化交流の証拠)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、v(伝統的集落・土地利用の顕著な例)。
【検定ここが出る】聖ヨハネ騎士団が1309〜1522年に本拠とした点、1480年のメフメト2世による攻囲を退けた点が問われやすい。