ウガンダの首都カンパラ近郊のカスビにあるブガンダ王国歴代国王の墓所は、19世紀末に王宮として建てられ、後に歴代国王(カバカ)の墓所に転用された伝統建築群である。円形の平面に茅葺きの高い屋根を架けた主要建造物ムジブ・アザーラ・ンパンガをはじめ、ブガンダ王国の在来建築技術と王権の象徴が凝縮された場所として、今も儀礼の場として用いられている。2010年の火災による焼失を経て、2023年に再建が完了した。
Q. カスビの王墓群はもともと何のために建てられましたか?
A. 1882年にブガンダ王国のカバカ、ムテサ1世の王宮として建てられ、1884年の彼の死後に墓所へと転用された。
Q. 2010年に何が起きましたか?
A. 主要建造物のムジブ・アザーラ・ンパンガが火災により焼失し、この損害を受けてユネスコにより危機遺産リストに登録された。出火原因は特定されていない。
Q. 現在の再建状況はどうなっていますか?
A. 伝統的な茅葺き・木組みの工法を用いた再建事業が2023年に完了し、同年9月にユネスコの危機遺産リストから解除された。
Q. 今も使われている場所なのですか?
A. ブガンダ王国は現在も文化的制度として存続しており、カスビの墓所は儀礼が行われる場として今も用いられている。