ジェミラは、アルジェリア北東部の山あいに広がる古代ローマの植民都市遺跡である。1982年に世界遺産に登録され、ローマ帝国後期の姿を今に伝える保存状態の良さから、北アフリカに残るローマ遺跡の中でも重要な一つに数えられている。かつて「クイクル」と呼ばれたこの都市は、後にアラビア語で「美しい町」を意味する「ジャミラ」と呼び名を変え、現在の名称の由来となったと伝えられる。
Q. ジェミラという名前の由来は何ですか?
A. 「ジェミラ」はアラビア語で「美しい町」を意味する言葉に由来するとされ、後世にこの地に定住したアラブ系の人々によって名付けられたと伝えられている。古代ローマ時代には「クイクル」と呼ばれていた。
Q. ジェミラはいつ、どのような目的で建設されましたか?
A. 紀元96年から98年頃、ローマ皇帝ネルウァの治世に、退役軍人のための植民都市として建設されたとされる。
Q. 世界遺産としての登録基準は何ですか?
A. 登録基準(i)(iii)(iv)に基づいて1982年に登録された。優れた都市計画や建築、失われた文明の証拠としての価値が評価されている。
Q. アルジェから遺跡へはどのくらいの距離ですか?
A. アルジェリアの首都アルジェから道路で約3時間45分ほどとされ、内陸のセティフやコンスタンティーヌ経由でアクセスするのが一般的である。