カザフスタン・チュー=イリ山脈に残る、
青銅器時代(紀元前1500〜900年頃)を中心とする約5000点の岩絵群。
頭部から光が放射する図像である「太陽神」
を思わせる人物像が多数確認され、この地における太陽信仰の存在をうかがわせる。
馬に乗る戦士、踊るシャーマン、家畜の群れなど、遊牧民・牧畜民の
信仰と儀礼を伝える図像が刻まれている。
周辺には集落跡や墳墓も残り、当時の生活様式を総合的に伝える考古的景観を形成する。
登録基準はiii(文明・伝統の証拠)。
【検定ここが出る】太陽神とされる特徴的な図像、遊牧・牧畜文化の信仰儀礼を伝える岩絵群という点が問われやすい。