メキシコ中南部プエブラ州とオアハカ州にまたがる、乾燥・半乾燥地帯の
複合遺産。
トウモロコシ・トウガラシ・アマランサス・アボカド・カボチャ・インゲンマメなど多数の作物の栽培化に関する考古学的証拠が集積し、メソアメリカ農耕文明の起源地の一つとされる。
洞窟遺跡からは
農耕開始期の植物遺物が発見され、水利技術や製塩、土器づくりなど文明形成の諸段階を伝える。
乾燥・半乾燥地域としては際立って高い
生物多様性を有し、多様なサボテン科植物の分布でも知られる。
2018年、メソアメリカ文明の「原郷(オリジナリー・ハビタット)」として
世界遺産に登録された。
登録基準はiv(建築・技術・景観の顕著な例)とx(生物多様性の保全にとって最も重要な自然生息地)。
【検定ここが出る】トウモロコシなど複数作物の栽培化の証拠が集積する点、乾燥地帯でありながら動植物の種の豊かさを有する点が問われやすい。