モスクワ南西部、モスクワ川が湾曲する地に建つノヴォデヴィチ女子修道院。
1524年、大公ヴァシーリー3世がスモレンスク奪還を記念して創建した、赤壁と金色ドームが印象的な修道院である。
最古の建物であるスモレンスク大聖堂は
モスクワ・クレムリンの生神女就寝大聖堂を模して建てられたとされる。
1689年のストレリツィの反乱後、
ピョートル大帝の異母姉ソフィア・アレクセーエヴナが幽閉されるなど、皇族女性が修道女として送り込まれる場ともなった。
モスクワ防衛の要として堅固な城壁で囲まれ、17世紀以降ほぼ改変されずに現存する点でも貴重とされる。
2004年、ロシア女子修道院建築と皇室史を伝える
文化遺産として
世界遺産に登録された。
登録基準はi(人類の創造的才能を表す傑作)、iv(建築・技術・景観の顕著な例)、vi(出来事・生きた伝統・思想・信仰との関連)。
【検定ここが出る】1524年にヴァシーリー3世がスモレンスク奪還を記念して創建した点、ソフィア・アレクセーエヴナが幽閉された歴史を持つ点が問われやすい。